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イスラーム救助部隊/ソマリア海賊団と射撃戦 8名拘束
2006年11月初頭にソマリアの海賊団によって襲撃されたドバイ船籍のV号は、ソマリア南部の殆ぼ全域を管理下に置くとされるUIC(イスラーム法廷連合 Union of Islamic Courts)の救助部隊によって奪回された模様。未確認の情報によれば、2名の海賊が奪還の際の射撃戦で重傷を負った模様。8名の容疑者は、この種事犯において、最高、死刑までを規定しているイスラーム聖法による裁判を受ける予定。UICは、最近のソマリアの主たる問題となっている海賊行為に対しては、強硬な対応をする旨を約束。UIC幹部は、2006年11月8日、前夜の海上での激しい銃撃戦の後、8名の海賊団を逮捕。これらの者は、イスラーム聖法によって裁かれることとなる旨言明。また、SAP(船員支援計画 Seafarers Assistance Program)は、V号の14名の乗組員(インド、スリランカ、パキスタン、エリトリア、エチオピア人の混乗)は全員無事。IMB(国際商工会議所 国際海事局)も、該船は、アラブ首長国連邦籍船 V号(1981年建造、3,219DWT)だとしている。また、先行情報によれば、該船は木炭を搭載し、2006年11月2日にソマリア沖で拿捕されたものであり、V号の事件の前日、ケニアの裁判所は、公海にて米国海軍が拘束した10名のソマリア人海賊団に対して懲役7年間の判決を下している。
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