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スリランカ海軍基地に自爆攻撃
スリランカ海軍筋によると、「南部の港湾都市ゴールで爆発物を仕掛けた船舶5隻が停泊中の海軍、沿岸警備の艦艇に突っ込み、うち2隻が起爆、海軍兵士2人が死亡、12人が負傷した」と述べた。海軍は接近する不審船に発砲、1隻が爆発した。他の2隻の情報は明らかでない。この交戦で、港湾の施設が炎上したとの証言がある。軍は、同国北部、東部の分離独立闘争を長年続ける少数派タミル人の武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の自爆テロと見ている。スリランカ中部では16日、海軍車列を狙った爆弾テロが発生、270人以上の死傷者が出ている。軍は、LTTE拠点への空爆に対する同組織の報復とみている。LTTEは16日のテロへの関与を否定。政府とLTTEは10月下旬、スイスのジュネーブで和平交渉を予定しているが、ここに来ての武装衝突の多発を受け、開催を危ぶむ見方が強まっている。昨年11月に就任したラジャパクサ大統領はLTTEに対し、強硬路線を示している。ロイター通信によると、ゴールでの交戦を受け、同市で「暴動」が発生、タミル人経営の商店などが、多数派シンハリ人の攻撃を受けたという。当局は市に外出禁止令を発令。ゴール市には海軍基地もあり、兵器保管庫などがある。同時に海岸リゾート地として観光客の人気が高い。
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