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ブリティッシュ・エアウェイズ/保安対策強化の欠航で損害賠償請求検討
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は先に摘発された「米国行き民間旅客機を標的にした同時爆破テロ未遂事件後に英空港運営会社(BAA)が打ち出した乗客や手荷物検査の厳格化に伴う混乱で、一部フライトの欠航や遅延を強いられたとしてBAAに損害賠償請求を行うことを検討している。」と述べた。BAは、航空テロ計画が暴露された10日以降、ヒースロー国際空港で1,000便以上の欠航を余儀なくされたと主張。小型手荷物などの機内持ち込みが禁止されたため、荷物管理に混乱も生まれ、乗客が到着地で荷物を引き取ることが出来なかった例もあるとしている。フライト離発着への影響は15日も続いており、BAによると、ヒースロー空港発の便の20%の欠航を決めた。業界筋は、欠航や遅延などでBAが被った経済損失は合計7,500万米ドル以上に達すると計算。BAは、BAAが厳しくした保安検査を、効果的に実施出来なかった責任を追及している。
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