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2006年05月02日 お知らせ

メキシコ・エンセナダ港/米国向けコンテナ貨物のセキュリティ強化

メキシコ・エンセナダ港/米国向けコンテナ貨物のセキュリティ強化
メキシコのエンセナダ港は、米国向けのコンテナのセキュリティを強化する。米国ブルドッグテクノロジーズ社の無線シール「RoadBOSS GTS」を採用、初年度はエンセナダ港を経て内陸経由で米国に陸送されるコンテナ9万5000TEU(推定)のうち10%程度をカバーするとみられる。カルロス・ハウレギ港湾局長のコメントによれば、太平洋岸にあるエンセナダは一部の荷主にとって、深刻な混雑に見舞われるロングビーチ、ロサンゼルスというカリフォルニア港湾に対する代替として認識されており、エンセナダからティファナ、テカテ、メキシカリにある米国税関にトレーラーを走らせることになる。数年以内にブルドッグ製品のシェアは4~5割に拡大するだろうということ。一方で、ブルドッグ社のジョン・コックバーンCEOは「エンセナダ港による採用は、われわれが国際サプライチェーンセキュリティにおけるマーケットリーダーになりつつあるということの証明。メキシコ/米国国境はトラック年間450万台、鉄道コンテナ30万5000ユニットが通過する世界有数の交通量であり、このマーケットのポテンシャルは非常に大きい」とコメント。RoadBOSS GTSはブルドック社の次世代ワイアレス・セキュリティ・ソリューションであり、電子シールにGPS、GSM/GPRSを搭載、コンテナ、トレーラーのモニターで高い効果を発揮するという。

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