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国交省海事局/使用済核燃料運搬内航船に保安認定書交付
国土交通省海事局が、内航船としては国内で初めて海運事業者の日本海運が運航する内航の使用済核燃料運搬船“六栄丸”に対して船舶保安認定書を交付。同船は原子力発電所で照射された使用済核燃料を六ヶ所村の再処理工場まで輸送しており、一定水準の核物質防護措置が必要。海事局は2007年6月1日以降、使用済核燃料などを輸送する内航船に対し、船舶保安認定書等交付規則に基づいて必要な保安措置を講じて船舶保安認定書を受けることを求めていた。日本海運が9月11日に同規則に基づいた定期検査を申請し、海事局が立入検査などを実施、認定書を交付した。国際船舶・港湾保安法では、外航の旅客船と500総トン以上の貨物船に保安確保のために必要な措置じ、国か日本海事協会(NK)の検査を受けた上で船舶保安証書を受有することを要求している。同法の適用義務がない船でも任意で同等の保安措置を講じるケースがある。これらの船舶所有者から保安証書と同様の認定書の交付を求める声があったことから、海事局が船舶保安認定書等交付規則を制定・施行した。
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