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2009年09月07日 お知らせ

国交省/物流セキュリティー規格・ISO28000普及に注力

国交省/物流セキュリティー規格・ISO28000普及に注力
国土交通省がISO28000シリーズの普及促進に力を注いでいる。ISO28000シリーズは主に海事の観点からサプライチェーン、セキュリティーの管理システムを定めた物流セキュリティーに関する国際規格。国交省は2010年度の予算概算要求で1,100万円を計上。同シリーズのうち、ISO28000は物流での監視機能の強化や海賊・テロの脅威への対処などの安全なグローバル・サプライチェーンの整備が目的の基準。2006年9月に港湾運営大手のドバイ・ポーツ・ワールド(DPワールド)のドバイ本社とジブチ港ターミナルが認証され、08年3月にはアメリカのヒューストン港務局が港湾管理者として初めて認められた。現在、港湾運営や管理分野を中心に普及しつつあるが、日本の港で取得しているところはまだない。ISO28001では世界税関機構(WCO)のAEO(オーソライズド・エコノミック・オペレーターズ=認定優良事業者)や01年の同時多発テロを契機に米国が導入したC-TPAT(米国税関・国境警備局による輸入者向けのテロ対策プログラム)が要求する基準への適合を支援している。また船舶の入出港での電子的な手続き処理の方法や通信方法などを定めたISO28005の策定も現在、検討されている。ISO28000シリーズはセキュリティーととともに、入出港手続きの電子化でリードタイムの短縮を可能にするため、国交省は関係する事業者が取得する際の課題などを整理している。

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