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2015年12月08日 お知らせ

大阪港/合同テロ対策、海上で不審船制圧。実戦さながら訓練

大阪港/合同テロ対策、海上で不審船制圧。実戦さながら訓練
大阪市と大阪海上保安監部などで構成する大阪港保安委員会が、大阪港天保山岸壁と前面海域で大阪港テロ対策合同訓練を実施。海上で不審船を制圧する訓練のほか、船内に爆弾を持ち込んだ不審者を岸壁で取り押さえるなど実戦さながらの訓練を行った。合同訓練では内閣官房水際危機管理チームから「阪神港大阪区に入港する外国籍貨客船に国際テロリストが乗船し、協力者と接触、爆発物の密輸入を企てている」との情報が伝えられたと想定。   直ちに同委員会のコアメンバーを緊急招集し、対策協議を行った。協議により、関係機関による海上警戒の実施、不測の事態に備えた水上消防署所属船艇の配備▽安全のため下船させた乗客の入国審査・手荷物検査の実施▽テロリストの逃走防止と一般人の立ち入り制限のため警察官・警備員の配置▽消防・救急など不測の事態に対する現場の配備-などを決めた。 合同訓練には市・海保と、大阪府警、大阪入国管理局、大阪税関、近畿地方整備局、近畿運輸局など関係機関のほか、大阪港運協会、大阪船主会など関係団体も含め約150人が参加。 海上訓練では海保の巡視艇、府警の警備艇などが出動し、不審船からの発砲に応戦、同船へ乗り込み犯人を制圧・逮捕した。 岸壁では入国審査と手荷物検査を実施。指紋照合により乗客の中にテロリストがいることが判明、暴れ逃走する犯人を取り押さえ逮捕した。 また、テロリストの手荷物から爆弾容疑物を発見。府警爆発物処理隊が特殊車両で回収・処理した。このほか、火災消火・緊急搬送訓練を行った。 市港湾局は改正SOLAS(海上人命安全)条約に基づき、国際航海船舶などが利用する港湾施設の保安対策強化に努めている。 特に今年の合同訓練では、フランスなど先進国で多発するテロを意識し想定を具体化、より即応できる実戦的な訓練を展開した。

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