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東京MOU/10年集中検査、海洋汚染物質の輸送基準に焦点
国土交通省が、ベトナム・ハノイにおいて6月17日まで開かれた東京MOU第20回ポートステートコントロール(PSC)委員会などの結果を発表。通常のPSCに加え、特定の項目について集中的な検査を実施する集中検査キャンペーン(CIC)について、2010年9月から11月末まで行うCICでは、容器に入れて輸送する化学物質のうち、海洋汚染物質を含むものの積み付け、表札、事故対応マニュアルなどの基準対応状況を確認することが決定された。11、12年のCICについてはすでに予定集中検査事項が挙げられていたが、パリMOUとの同一テーマに取り組むために変更し、11年は「船体構造と満載喫水線」、12年は「火災安全設備コード」について集中検査を実施することで合意。また今回会合で、海事労働条約(MLC)発効を控え、パリMOUが進めているMLC関係PSCのガイドライン作成に東京MOU代表として参画する日本は、条約の複雑さから作業延長を決定したことを報告。引き続き東京MOUの代表国を務めることが了承された。
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