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民主党/ソマリア沖海賊対策、船協などから聴取
民主党がソマリア沖海賊対策などを議題に外務・防衛部門会議を開き、全日本海員組合、日本船主協会にヒアリングを行った。海運労使共同による海上自衛隊艦船の派遣要望に対する質疑の中で、喜望峰経由の迂回案に議論が立ち戻るような場面もあり、与党が海賊対策プロジェクトチームで具体策を進めているのに対し、出遅れ感の否めない審議内容にとどまった。船主協会からは海運会社幹部が出席し、他国のエスコートに頼る現状などを説明。現行法での海自艦船派遣の早期実現に理解を求めたが、出席議員の一部からは、「海上保安庁でなく海上自衛隊の派遣を求める理由はなにか」「喜望峰回りではだめなのか」といった指摘があり、これまで各方面で行った説明を繰り返す場面もあった。海員組合からは日本郵船の「高山」の一等航海士が出席し、身をもって経験した海賊被害の深刻さを訴えた。ソマリア沖への海自派遣については昨年10月の民主党・長島昭久議員の提案で議論が本格化したが、同党内では自衛隊派遣に慎重な姿勢を示す議員もいることから党内の意見は分かれており、依然、海賊対策についてのまとまった結論が出されていない状況
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