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海上保安庁が、東南アジア海域などでの海賊対策として、函館海上保安部(北海道函館市)所属の巡視船「つがる」(約3,100総トン、ヘリコプター1機搭載)をインドとマレーシアに派遣すると発表。派遣日程は12月28日から2018年2月12日まで。両国海上保安機関の法執行能力向上を支援するとともに、海賊対処連携訓練を通じて協力関係を深める。
つがるは28日に函館港を出発。1月12日に印チェンナイ港に到着し、17日に日本側と連携訓練を実施する。その後、19日に同港をたち、25日にマレーシアのクアンタン港入り。29日に連携訓練を行い、31日に同港を出て日本に向かう。インドとは1月に日印海上保安機関長官級会合をニューデリーで開く予定で、これに合わせて巡視船を派遣する。両国海保機関による海賊対処連携訓練は16回目。日本の海保庁、印沿岸警備隊、アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)情報共有センターに加え、スリランカ沿岸警備庁、モルディブ沿岸警備隊がオブザーバーで参加。
マレーシアでは3回目の連携訓練となる。今回は同国海上法令執行庁に日本政府が供与した巡視船も初めて参加する。
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