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海洋基本法シンポジウム開催
東京都品川区の船の科学館1階オーロラホールで、「海洋基本法に魂を」と題したシンポジウムが開催された。主催は民間ボランティア組織である海洋基本法シンポジウム実行委員会。海洋基本法を踏まえ国民が広く海洋についての理解と関心を深めることを目的としたシンポジウムで、第1部「夢」、第2部「青い海」、第3部「力」の3部構成で行われた。第1部では、海洋の環境保全や子供達への海に関する教育の大切さが示された。第2部においては、サンゴ礁の保全には省庁横断的な取り組みが必要との指摘がなされ、海洋政策を総合的に推進する海洋基本法の趣旨に沿うとの見解が示された。第3部の講演では、海上保安をはじめとした海への対応力、現場力などの必要性について言及がなされた。講演者と演題は次のとおり。第1部「夢」大山高明氏(日本海事新聞社社長)「海洋基本法の将来の夢、針路を海にとれ」、岡田裕氏(地球深部探査センター・センター長補佐)「地球探査船『ちきゅう』子どもに夢を」、赤塚宏一氏(神戸大学監事)「小学校-大学で海の教育を研究の夢、仕事の夢」、第2部「青い海」須賀潮美氏(水中リポーター)「日本の海の中から、美しい海の紹介」、山川卓氏(東京大学大学院水産資源学研究室准教授)「水産と環境、水産業の将来」、茅根創氏(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学准教授)「サンゴ礁の話、地球温暖化の問題」、第3部「力」山本草二氏(東北大学名誉教授・前国際海洋法裁判所判事)「海上保安法制の国際対応力」、甲斐克則氏(早稲田大学大学院法務研究科教授)「海洋の現場執行力、海上保安庁の幅広い活動」、平松茂雄氏(前杏林大学総合政策学部教授)「シーパワー、日本の政策決断」
受付時間:月~金/9:00~17:30(土日祝:休み)
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