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米当局発表/イランがペルシャ湾でマースク・コンテナ船を拿捕
米当局によると、マースク社のコンテナ船Maersk Tigrisがペルシャ湾国際海域でイラン当局に拿捕された。マースクによると乗組員は無事、拿捕理由は未確認。同船はマーシャル諸島籍、Rickmers Shipmanagement社運航。運航者によると、乗組員は24名で主に欧州とアジア出身であり、コンテナ船は当時、サウジアラビアのジッダからドバイのジュベル・アリに向かっていた。拿捕後、米駆逐艦と航空機がコンテナ船の監視のために派遣された。米当局は、同船がホルムズ海峡を通過する際にイラン領海を航行したと見ているが、同海域は国際航路内だったとしている。また、イラン海軍が停船と航路変更を要求したが、同船が応じなかったため海軍が船首に発砲したとしている。運航者によると、その後、同船は要請に応じ、ホルムズ海峡のイラン領ゲシュム島近くのララック島に向けて航行している。イランのファルス通信によると、船主と金融トラブルで争っているイランの港湾海事団体の情報として、同船が裁判所の命令に基づき拿捕されたとしている。
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