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2007年08月22日 お知らせ

米海軍/太平洋上6隻目空母追加配備、マ・シ海峡等 海賊・テロ脅威取組増強一環

米海軍/太平洋上6隻目空母追加配備、マ・シ海峡等 海賊・テロ脅威取組増強一環
米海軍は太平洋沿岸に於ける同海軍勢力の配備拡大に伴い、シンガポールに於いても配備を増強していく計画の模様。また、航空母艦ジョージ・ワシントン(USS George Washington)を新たに追加配備、太平洋上に展開する空母は6隻目となる旨を示唆した。空母ジョージ・ワシントンは、現在日本に配備されている空母カール・ヴィンソン (USS Carl Vinson)の代替で日本に配備される模様。現在、日本を中心に展開する米海軍第七艦隊所属の艦船は22隻とされている。太平洋沿岸の米海軍施設視察の為、シンガポールを訪問中のドナルド・ウインター米海軍長官(US Navy Secretary Dr.Donald Winter) が明らかにしたもの。同長官によれば、今回の米海軍の拡大は、テロ行為、海賊行為や地域の「悪党国家」に対する米海軍の取組の一環であり、旧ソビエト連邦との冷戦時代の如き明確な脅威とは異なり、現在では広範囲の問題や脅威への対応が求められているという。さらに、かかる脅威は米国のみならず、全世界に影響を及ぼす性質を有するものであって、世界経済にとって不可欠な基盤である海上貿易を海賊、テロリスト・悪党国等の一切の脅威から保護することが米海軍の関心事である。脅威がマラッカ海峡を始めとするチョークポイントないしは公海上で発生することが懸念され、また、世界の多くの国々共通の懸念でもあると信じているとした模様。同長官は、シンガポール等の一部の国が脅威を深刻に受け止め、脅威に対して適切に対処していることに言及、他の国々も対応を強化すべきだと指摘、アジア地域の国々が、同地域の海上セキュリティ確保のために協力出来るならば、米国にとっても有益なことであり、ひいては米国はマラッカ海峡の安全な通航について懸念を持つ必要は無くなる旨を付言した模様。一方、中国は自国の目的をより明白に出来るのでは無いかと感じているともコメント。また、日本はこの地域の安全確保に現在以上に関与すべきだとも考えているとし、シンガポールについては、小規模の修理が受けられる米海軍にとって素晴らしい後方支援センターの役割を果たしていると述べた模様。同長官は、先に2008年の米海軍予算の1千6百億米ドル規模の増額を提言、米海軍艦隊艦船の近代化及び勢力を313隻レベルに増強する30年計画を提唱している。

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