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2016年08月17日 お知らせ

マレーシア籍タンカーが乗員により乗っ取られる

マレーシア籍タンカーが乗員により乗っ取られる
海賊に乗っ取られインドネシア海域に向かったと報じられた石油タンカーについて、実際は雇用主との紛争により乗員自身が乗っ取ったとみられると、マレーシア当局者が語った。90万リットル(39万ドル相当)の軽油を積載したVier Harmoniはマレー半島東岸のタンジュン・ペラパス港を火曜日に出港していた。マレーシア海上法令執行庁(MMEA)第1司令官は、初動の調査段階で強盗事件ではないとの見方を示していた。Vier Harmoniはバタム島に向かっており、乗員は全員安全である。MMEAは本件の原因について調査を継続する。東南アジア沿岸は海賊あるいは武装勢力により、燃料の盗難や人質目的の誘拐のターゲットとなっている。マレーシア、インドネシア及びフィリピンは6月、潜在する乗っ取り、誘拐、強盗事案を防止するため、航空・海上しょう戒の実施と商船のエスコートの実施について合意していた。

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