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ギニア湾・スールー海(比)における身代金目的の海賊が増加
海上セキュリティに関する情報提供企業・Dryad Maritime社が発表した2016年第2四半期の海上犯罪統計によれば、東南アジア海域における海上犯罪や海賊の報告件数は34で、上半期全体では49件と昨年同時期に比べ66%減少している。一方、ギニア湾やSulu海における乗組員の身代金目的の誘拐が大きな脅威となっており、ギニア湾は乗組員にとって世界で最も危険な海域と広く認識されている。Dryad Maritimeは、2016年4月に同海域を海賊危険海域 (Piracy Danger Area)に指定。同月には、ニジェールデルタ沖で14件の襲撃事案が発生し、3隻の船舶から10人の乗組員が誘拐された。
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