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2014年07月23日 お知らせ

英国船主協会発表/ナイジェリア海賊は英国の利益への脅威

英国船主協会発表/ナイジェリア海賊は英国の利益への脅威
英国船主協会は、ギニア湾の海賊が英国貿易をリスクにさらしているとの報告書を発表。報告書は、ギニア湾海域に関する以下の点を指摘。・過去10年間に船員45名が殺害され、459名が人質となっている。・少なくとも週1件の襲撃が起きているが、約3分の2が未報告であると見られている。・昨年起きた襲撃の60%がナイジェリアの領海内で発生しており、襲撃の暴力性が高まっている。・英国原油の約12%がナイジェリアから輸入されており、2050年までには世界の石油製品25%が同海域で生産されると予測される。・毎年世界の船舶5000隻がナイジェリアの港湾に寄港している。・ナイジェリアの統計によると毎日石油30万バレルが盗まれている。英国船主協会のCEO・Guy Platten氏は、石油強盗はナイジェリアに年間72億ポンド(約1.2兆円)の損害を与えており、治安問題により国の発展が妨げられていると指摘。一方、ガーナとトーゴは、海上治安の向上による経済的恩恵を認識し始めており、巡視強化により治安が向上し、海運も安定化に向かっているとしている。また、報告書は英国政府がこれらの地域の海事管理強化を支援する必要性を訴えている。

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