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タンザニアにAIS設置/海賊対処に貢献へ
タンザニアの首都ダルエスサラームで、AIS(自動船舶識別装置)の沿岸設備の竣工式が行われ、日米の外交官、国際海事機関(IMO)のハートマット・ヘッセ事務局長特別代表(海賊問題担当)が出席。同国でのASI整備は、海上セキュリティーの強化を目的にタンザニアと米国の二国間協力により進められてきたが、IMOではタンザニア沿岸での海賊問題に対する同国法執行機関の能力向上の観点からプログラムに参加してきた。IMOによると、同国ではモザンビーク海峡周辺で、同様のシステムを提供するための工程の第一段階も完了している。ジブチ行動指針の一環として組成された信託基金が原資で、日本のほかフランス、オランダ、ノルウェー、韓国、サウジアラビア、マーシャル諸島が出資している。タンザニアではジブチ行動指針により、ケニア、イエメンと共に情報共有センター(ISC)が整備されている。3つのISCは海賊情報を集約するモデルケースとなったアジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)との情報フォーマットの共通化を行うなど、広域にわたるソマリア沖海賊に対応する体制を整備している。
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