海賊新法/施行に合わせ任務開始。第２次派遣部隊出港
ソマリア沖アデン湾での海賊対処に当たる第２次派遣部隊として、海上自衛隊の護衛艦「はるさめ」(4,550トン)と「あまぎり」(3,500トン)が６日、神奈川県の横須賀基地と京都府の舞鶴基地をそれぞれ出港。現地海域に到着後、現在活動中の護衛艦２隻と交代予定。第２次部隊は、６月に成立した海賊対処新法が施行される７月下旬ごろに任務を開始するとみられ、新法の下では外国籍船も含め、対象を限定しない護衛活動が可能になる。第１次部隊と同様に、海上保安庁の捜査隊８人が２隻に分かれて乗り組んでおり、海賊を拘置した場合などの司法警察業務を担当する。