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海保庁/多国間保安訓練に参加
海上保安庁は、昨年9月の北太平洋海上保安機関長官級会合で合意された多国間セキュリティー訓練、多国間多目的訓練、共同パトロールを内容とする「北太平洋海上保安共同オペレーション」に先月下旬から今月下旬にかけ参加。多国間セキュリティー訓練は、参加機関による容疑船の海上追跡能力の向上や共同オペレーションのための連携強化、自動情報交換システムの慣熟を通じて、同海域での海上セキュリティー強化を目的にしたもの。中国・上海からロシア・ウラジオストクに至る海上総延長約1,100カイリ(約2,000キロ)を訓練海域に5月27日からスタートし、6月1日まで船艇・要員を動員。また、多国間多目的訓練は、参加機関による容疑船への乗船、不法入国者、違法薬物の捜索能力向上と、各国連携の洋上海難救助訓練を行い、関係機関間の協力体制強化を狙いに実施。訓練には、米国コーストガード、ロシア連邦保安庁国境警備局、海保庁(本庁・8管区本部の巡視船「だいせん」など)とカナダ・コーストガード(コーディネーションセンター)が参加。予定していた中国公安部・交通部海事局、韓国海洋警察庁は直前の不参加。同オペレーションは、北太平洋海域においての海上治安を乱す不審船対策や密輸・密航船などの取り締まり強化を図るためのもの
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