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中国国防部の報道官が、中国がスプラトリー諸島の基地に兵力を派遣することは主権国家として当然の権利であると明言した。この発言は、中国が近年滑走路や格納庫、防空施設などの大規模な建設が明らかになったミスチーフ礁の基地に電波妨害施設を建設しているとのレポートが発表された直後に行われており、
珍しく中国がスプラトリー諸島の軍事拠点化を直接的に認めた形となった。中国の習主席は2015年に、中国は南シナ海に建設した施設を軍事拠点化する意図はないと公言していたが、
2016年には複数の島に防空施設が建設されていることが衛星写真により明らかになっている。
また今年1月には、中国国営メディアは南シナ海での米軍の活動が拡大しているとして批判した上で、中国は南シナ海での軍事力を増加させる必要があると述べている。
南シナ海を巡っては、4月11日にベトナム議会が同国沿岸警備隊に対し、南シナ海での主権の保護のため必要がある場合には武器の使用を認める法案が審議されている。
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