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2018年10月25日に、マレーシアはジョホール・バール港の港域を一方的に拡大し、シンガポールのトゥアス港沖のシンガポール領海を侵害したため、
12月6日、シンガポールは対抗措置としてトゥアス港の港域を拡大し、係争海域に停泊しているマレーシア政府の船舶に対して断固たる措置をとることを辞さないと表明した。
これに対して、マレーシア政府は両国間の緊張を緩和するために、紛争海域から両国とも船舶を引き上げることを提案したが、シンガポールはこの提案を拒否していたが、
3月14日両国の外務大臣は両国が境界紛争の緊張緩和策について合意したと発表したところその概要は以下のとおり。
①両国が昨年10月以降、新に主張した港域の拡張の凍結。
②紛争海域における商業的な活動の凍結。
③紛争海域における政府船舶の錨泊の禁止。
④両国の船舶は紛争海域において国連海洋法の規定に従って運航。
⑤両国は境界線画定委員会を設置し、1か月以内に上記合意事項を実施し、その後境界線画定に関する交渉を開始する。
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