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2018年のIMBのレポートによれば西アフリカで海賊被害が急増しているが、この流れを止めるには、国際的な海軍力による支援と、
各国海軍と沿岸国法執行機関との協力が必要である。
西アフリカ諸国に対する能力向上支援や、現地海軍も訓練を重ねてはいるものの、いずれも長期的視点に立ったものであり、即効性はない。
また、ギニア湾で補給船や漁船などの小型船が活動していることをもって、この地域の海賊対策が困難かつ複雑で、
無関係の巻き添えを生じるリスクが高いとする傾向があるが、これは誇張されたものであり、
純粋に軍事あるいは法執行の観点からいえばさほど複雑ではなく、既に他の海域で成功例がある。
問題を悪化させている原因は政治的観点にあり、沿岸国の政治家と国際社会が海賊対策を支持する意思を持てば、問題は比較的容易に解決に向かうのである。
BIMCO(バルチック国際海運協議会、1905年創設、各種外航海運データを発信、船級協会や、海事法律事務所、損保や銀行などがメンバー、
IMOに意見を提出などの活動)は国際社会がギニア湾に海軍を派遣し、海賊の取締りにおいて沿岸国と緊密に協力することを求めるものである。
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