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IMB海賊情報センター発表/ソマリア、ナイジェリア近海で海賊事件急増
世界の海賊事件を調べる国際海事局の海賊情報センター(本部クアラルンプール)は今年4月─6月期の統計を発表、前期の41件の倍増となる85件を記録したと報告。前年同期は66件。 件数はここ3年減少傾向だったが、前期比での急増に警戒を強めている。2007年上半期(1-6月)の海賊発生件数126件。13隻の船が重火器で武装した海賊団にハイジャックされ、152名が人質にとられ、内3名が殺害されている。2006年上半期は127件。特にアフリカのソマリア、ナイジェリアの沖合での増加が目立ち、ナイジェリアでは今年上半期で19件を記録。前年同期は7件。 ソマリアは17件、昨年通年の10件を既に超えている。インドネシアは依然、24件と最多を記録したが、前年の上半期の33件よりは減少。また、「海賊天国」として悪名高かったマラッカ海峡は、沿岸国の共同パトロールなどが功を奏して改善が目覚ましく、2007年これまで起きた事件は2件。4月─6月期はゼロ。
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