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2013年03月12日 お知らせ

IMB発表/海賊過去5年で最少。自衛措置・軍警備が奏功

IMB発表/海賊過去5年で最少。自衛措置・軍警備が奏功
国際海事局(IMB)が、2012年に世界で報告された海賊行為は297件で、過去5年で最少との統計を発表。IMBによると、ここ5年の減少は00年代後半から情勢が悪化していたアデン湾を含むソマリア沖での海賊行為が減少したことが大きく影響しているという。同海域での12年中の海賊行為の報告件数は75件で、11年の237件から大幅減。乗っ取り被害の件数も対前年比で半減の14件まで減少している。この傾向についてIMBでは、各国海軍による積極的な対応と、乗組員によるBMP(国際的な海賊対処ガイドライン)の適切な履行が奏功していると指摘。一方で、「重装備したソマリア海賊の脅威は収まったわけではなく、軍が引き揚げてしまえば、情勢はたちどころに以前の状態に逆戻りしてしまうだろう」と、各国海軍の継続的な活動は不可欠との認識を示している。また、アデン湾航行船舶を中心に積極的な導入が進んでいる民間武装警備員の乗船も奏功しているとしている。一方で、アフリカの東西両岸ではギニア湾を中心に依然として12年中に150件もの海賊行為が発生しており、IMBは東西アフリカの情勢について「依然として最悪で、引き続き警戒が必要」と警告。ギニア湾周辺はこのうち58件が発生している危険な海域で、58件のうち10件はハイジャック事案となり、207人が人質に取られている。アジアでは、東南アジアが対前年比で約30%増加。インドネシア周辺などでの被害が多数報告されている。

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