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2016年10月13日 お知らせ

IMO/引き続きソマリア沖海賊への警戒を求める

IMO/引き続きソマリア沖海賊への警戒を求める
海賊事件は減少しているが、IMOのLim事務局長は商船関係者に対し、アデン湾及び西インド洋において警戒を継続し、防御手段をとり続けることを求めた。EU海軍を含む海軍連合はアタランタ作戦を2018年末まで継続することを決め、IMOは各国政府に対し、海賊と交渉しないよう求めている。インド洋に関する昨年のOcean Beyond Piracy(OBP)のレポートによれば、海軍のプレゼンスがなくなれば、海賊が再起するリスクが高い。OBPの試算では、2015年のソマリア海賊対策に関連する費用は14億ドルであると同時に、国際社会が主に海軍の派遣、警備員の乗船、航海速力の増加、航路の変更、海賊の訴追及び収監に要した費用は13億ドルであった。海軍による海賊対策の総コストは3.23億ドルで、2014年と比較し56%減少しており、これは派遣勢力の減少、現場派遣日数の減少、派遣勢力のタイプの変更、燃料費の低下によるものとされている。

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