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ReCAAP情報共有センター(ISC)が、2018年の活動をまとめた「事務局長年次報告書(EXECUTIVE DIRECTOR’S REPORT) 2018」を公表。
2018年はアジアにおける海賊・武装強盗事件の発生件数が、2007年にISCが情報収集を開始して以来最低となるなど劇的な状況の改善が見られたが、
ISCは2018年には、
①2017年から導入した新たな情報分析ツールによる情報分析結果を、2018年の定期レポートに組み込むことで海賊事件の傾向を明らかにする等、情報共有の高付加価値化
②各国フォーカルポイント(FP)が多様な機関で構成され、その能力も様々であることを踏まえ、情報共有における各国FPの迅速性・正確性の強化、各国内の関係機関間協力の促進、
海運業界との関係深化等に注目したキャパシティビルディング
③ReCAAPはアジアに注目した枠組みである一方、海運は世界規模で営まれることを踏まえ、BIMCOやINTERTNKOと会議を共催しEU NAVFOR等の参加を得てアジアのみならずソマリア沖やギニア湾の海賊の状況について情報共有する等、世界的な海運団体等との協力の継続 などの取組みを実施したことを紹介している。
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