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シンガポール/セキュリティ強化海事諸機関 チャンギー新施設共有
シンガポール・コマンド・アンド・コントロール・センター(Changi Command and Control Centre)の起工式挙行。同センターはチャンギ海軍基地に隣接して建設されており、2009年に運用開始予定。同センターは、複数の海事関係機関の協力と相互運用の改善に加え、シンガポールの海上セキュリティ問題への対応能力の強化を目指す。SMSC(シンガポール・マリタイム・セキュリティ・センター the Singapore Maritime SecurityCentre )、IFC(インフォメーション・フュージョン・センター the Information Fusion Centre)、MOEC(マルチナショナル・オペレーション・アンド・エクササイズ・センター the Multinational Operations andExercises Centre )から構成され、シンガポールの海事機関が初めて人員と施設を共有することになる。SMSCにはシンガポール海軍施設(Coastal Command Headquarters) のほか、MPA(シンガポール海事港湾庁 the Maritime and Port Authority of Singapore)及びPCG(シンガポール警察沿岸警備隊 Police Coast Guard)の一部が含まれる予定。IFCは、国際的なパートナー機関との海上セキュリティ情報(Maritime SecurityIntelligence)の照合及び共有に焦点を置く。一方、5ヶ国防衛取極(the Five Power Defence Arrangements)等の多国間活動の計画立案と実行はMOECが担当する模様。また、同センターは、最近シンガポールに設立されたReCAAP (アジア海賊対策地域協力協定)の付属施設であるISC(情報共有センター Information Sharing Centre) との直接の関連は無いとされるが、関連情報は同センターからISCにも伝達されるとの情報もある模様
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