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国土交通省は8月19日から9月13日までの4週間、アジア太平洋地域のポートステートコントロール(PSC、寄港国検査)当局で構成する東京MOU主催の研修に協力し、
国際規則に関する講習や実際の船舶での船上実地訓練を実施する。
世界22カ国・地域の検査官22人が参加する。
この研修は近年、東京MOU域内だけでなく、アフリカや中東といった他地域からも研修生が参加するなど、世界各地のPSC能力向上に大きく貢献している。
東京MOUは日本財団の支援を受け、域内加盟国・地域の初級・中級技量のPSC官に対して、検査能力の向上、検査手順の地域間の平準化などを目的としたアジア太平洋地域PSC一般研修を毎年実施しており、
今回で9回目。
研修前半の2週間は横浜市で、地方運輸局などのPSC官、国交省海事局の担当職員が講師となり、外航船舶が順守すべき国際規則やPSCの実施に関する講習を行う。
このほか、舶用膨張式救命いかだなどの整備事業場も見学する。
後半の2週間は全国10カ所の地方運輸局などで、経験豊富なPSC官の指導の下、外国船舶のPSC実地訓練に取り組む。
今回の研修に参加する国・地域は次の通り。
【東京MOU域内】チリ、フィジー、インドネシア、マカオ、マレーシア、ニュージーランド、パナマ、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、タイ、バヌアツ、ベトナム
【他地域】ナイジェリア、ウクライナ、ベリーズ、セーシェル、南アフリカ、チュニジア、バーレーン、コロンビア
受付時間:月~金/9:00~17:30(土日祝:休み)
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