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2018年07月24日 お知らせ

大宇造船海洋/ロイドから認証取得。サイバーセキュリティー

韓国造船大手の大宇造船海洋が、「スマートシップサイバーセキュリティー」技術の認証を英船級協会ロイド・レジスター(LR)から取得したと発表。同技術は、運航中の船舶のソフトウエアをハッキングやクラッキング(コンピューターの不正利用)といった外部からのサイバー攻撃から守るもので、近年はスマートシップの開発により、重要性がさらに高まっている。
船舶に搭載されているソフトウエアや各種機器には運航管理に必要な多くのデータが含まれているが、現在運航している船舶の大半はサイバー攻撃に対し脆弱(ぜいじゃく)な状態にある。
大宇では、船舶で使用するコンピューターネットワークシステムのプロバイダーであるSEANET社と協力。サイバー空間の安全を強化し、新たなリスクの出現に対応できる新しい技術を開発した。
具体的には、リアルタイムデータの送受信チェック、情報技術(IT)と運用技術(OT)のロックセキュリティー、衛星を通じたリアルタイムのウイルス対策の更新、IPフィルターを活用したファイアウオール機能、システムの自動バックアップなどの機能を持ち、ハッカーなどのサイバー攻撃からより安全に船舶を運航することができ、陸上と船舶間の通信の効率も高められる。
大宇によると、サイバーセキュリティー技術は、開発中のIoT(モノのインターネット化)とクラウドプラットフォームベースのインテリジェントスマートシップ4・0ソリューションにも適用でき、より安全なスマートシップ技術の一つとして市場をリードしていくとしている。

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