海保庁発表/商船三井タンカー襲撃、海賊４人逮捕。対処法初執行
海上保安庁が、商船三井運航のアフラマックスタンカー「GUANABARA」(57,462総トン、バハマ船籍)がインド洋のオマーン沖で海賊の襲撃を受けた事件に関わり、米海軍が拘束していた被疑者４人を米海軍から引き取って、逮捕したと発表。氏名、国籍、年齢はいずれも不詳。逮捕容疑は海賊行為を目的とする船舶侵入・損壊罪。同船に乗り込み、窓などを損壊して船内に侵入したことによるという。同法の執行としては初の事例。容疑者の引き渡しはソマリア沖の公海上で海賊対処行動中の海上自衛隊護衛艦の艦上で行われ、司法要員として乗り組んでいた海保の派遣捜査隊が逮捕。