TOPICS
海保庁/海賊対策でISCと情報伝達訓練
海上保安庁の航空機が海賊対策のため、5日から7日まで東南アジア海域に派遣された。「アジア海上セキュリティ・イニシアチブ2004」に基づく、東南アジア各国との海賊対策などに関する相互協力、連携の推進・強化策の一環。アジア海賊対策地域協力協定に基づいて設置された情報共有センター(ISC)との間で、7日に情報伝達訓練を実施。第三管区海上保安本部羽田航空基地所属のジェット飛行機ガルフVが派遣された。訓練想定は、海賊が南シナ海の公海上を航行中の日本船舶をハイジャックし、乗組員を人質に取り逃走。事件発生後、海上保安庁は情報共有センターに通報し、関連情報の収集を依頼。南シナ海周辺海域を飛行中のガルフVを現場に派遣。海賊は同機に発見されたことに気づきさらに逃走。後日某国が情報共有センターからの情報で海賊を発見し逮捕という想定。情報共有センターは2006年9月に発効したアジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)に基づきアジア海域での海賊行為防止、関係国間の連携促進のため設置された。
受付時間:月~金/9:00~17:30(土日祝:休み)
日本初の改正SOLAS条約による海上テロ対応 海事保安コンサルタント | 株式会社IMOS(アイモス) Copyright © 2017 International Maritime Onboard Safety & Security Co.Ltd. All Rights Reserved.
>TOP