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Recaap発表/2016年上半期アジアにおいては海賊事件の総数激減
アジア海賊対策地域協力協定(Recaap)情報共有センターは今年上半期のアジアにおける海賊事件等に関する報告を発表。同上半期における海賊の発生件数は41件で、内訳は公海上の海賊事件が2件でその他の武装強盗が39件となっており、総数で対前年度比64%の減少、2012年以来最低の件数となっている。件数減少の最大の原因は、マラッカシンガポール海峡において、沿岸国による哨戒活動が強化されたため、前年同期に同海峡で55件発生した事件が今年はわずかに1件に減ったことが大きい。また2015年9月から2016年4月まで9ヶ月連続で、積荷の石油製品等を狙った事件がゼロとなったのも大きな原因と考えられる。一方で、主としてインドネシアとインドの港湾に停泊・錨泊中の船舶を狙った窃盗事件が30件発生するとともに、サバの東沖合からフィリッピン南部沖合では、4件の身代金目当ての事件が発生し、25人の船員が誘拐され、いまだ7人が拘束されている。
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