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防衛省/15年度予算:海賊対処を継続要求。民間フェリー活用も
防衛省が2015年度予算の概算要求で、海洋安全保障の確保施策の一環として、ソマリア沖アデン湾での護衛艦とP-3C哨戒機による海賊対処活動の継続に関わる予算を盛り込んだ。すでに部隊が参画しているほか、自衛隊からの司令官派遣方針も示している多国籍の連合任務部隊である第151連合任務部隊(CTF151)での活動についても言及。海賊対処に関わる新規要求としては、ジブチの拠点活用に向けた調査研究に3,000万円が計上されている。このほかの分野では、東日本大震災の教訓から民間フェリーを活用した部隊の大規模輸送の実現に向け、フェリー2隻を想定したPFI(民間資金等活用)事業に354億円を要求。併せて、民間海上輸送力の活用を念頭に、海上自衛隊での予備自衛官制度の導入に取り組む。小野寺五典防衛相は過去の記者会見で、訓練や災害発生時の補助的輸送手段として民間船舶を活用する際に備え、退官する自衛官がフェリーの運航要員として予備自衛官登録するとの構想を明らかにしている。
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