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自衛隊対処部隊/海賊母船捕獲に貢献。CTF連携後では初
防衛相が、ソマリア沖アデン湾に派遣され、多国籍で海賊対処に取り組む第151合同任務部隊(CTF151)に参加している自衛隊の護衛艦と航空機が海賊の母船の捕獲に貢献する働きをしたことを発表。2013年12月からCTF151に参加する活動を開始して以来、自衛隊が直接に海賊に対処したのは今回が初めて。防衛省によると、現地時間の18日、商船のエスコートに当たっていた護衛艦「さみだれ」がアデン湾東部を航行中の民間船舶から、ダウ船と小型船による襲撃を受けているとの通報を受けた。「さみだれ」が搭載しているヘリを現地に急行させたところ、小型船を曳航するダウ船を発見。海賊とみられたことから、CTF151司令部に情報提供を行った。並行して、アデン湾の警戒監視飛行を行っていた自衛隊の哨戒機P-3Cも現地に駆けつけて不審船を追跡。その後、司令部の指示を受けたフランス軍の艦艇がダウ船に対する立ち入り検査を実施。海賊とみられるソマリア人5人を拘束。ダウ船はインド船籍で、海賊がハイジャックして襲撃の母船に用いており、乗員はフランス軍の立ち入り検査を受けて無事に解放されたという。また、襲撃を受けて通報を行った民間船舶に被害はなかった。政府では、アデン湾で海賊対処に当たっている護衛艦2隻のうち1隻と航空隊の哨戒機をCTF151の活動に参加させている。
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