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ITFアジア太平洋船員委員会/ソマリア海賊問題、船員保護へ決議
ITF(国際運輸労連)が15日・16日にインドネシア・ジャカルタで開催したアジア太平洋地域船員委員会で、ソマリア沖の武装強盗・海賊事件に対する船員の保護を求める決議を採択。各国政府に対して海上輸送ルートの安全確保、船舶と船員の人命の安全確保のため海上警備行動などさらなる有効かつ即効性のある対策を講じることなどを求めている。また、国連やIMO(国際海事機関)などの国際機関、国際海事団体に対して、武装強盗・海賊事件の根絶のため、ソマリアの自立に向けた平和と安全、経済的な社会発展、法の支配を講じることを求めている。さらに、国際機関に対して、どこでも起こり得る武装強盗・海賊事件の被害を排除するため、国際社会の政治的意思を行使することを求めた。ソマリア沖周辺海域では2009年1月から3月末までに70件以上の武装強盗・海賊事件が報告されている。人質になっている船員も多い。さらに最近ではソマリア沖東方海域に海賊の活用範囲が拡大する傾向にある。
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