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海保庁発表/07年の密輸・密航、薬物・銃器摘発が過去最多
海上保安庁がまとめた2007年の密輸・密航取締り状況によると、薬物・銃器事犯の摘発件数は過去10年で最多となる31件。前年から9件増。薬物・銃器事犯ともに、依然としてロシア人船員が関与するものが6割以上を占めた。薬物事件は船員の乱用目的と認められる大麻所持事件が多かった。また、船舶を利用した密航事犯の摘発は密航船を仕立てた韓国人によるものやコンテナ船などの貨物船に潜伏した中国人によるものなど4件、密航者18人、助長者3人。前年との比較で摘発件数と密航者は増えたが、助長者は減少。また、韓国人の集団密航事件で、計画的、組織的な国際犯罪が行われている事態が判明。潜伏密航は小口化の傾向が見られるが、依然として貨物船に潜伏する手口が見られる。
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