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ペルシャ湾・ホルムズ海峡が緊張/イラン艦艇の米艦艇への挑発行動/米軍機の墜落
米国防総省によると、5午前8時頃、ペルシャ湾要衝のホルムズ海峡の最も狭い地帯を通過して西へ航行中に発生。現場はイラン領土から少なくとも15カイリ(約28キロ)離れている公海を航行していた米海軍の艦船3隻に対し、イラン革命防衛隊所属とみられる小型高速船5隻が航行を妨害するように危険な距離まで接近するなどの挑発行動をとってきたため、米艦船では艦長が発砲を命じる寸前まで、一時緊張模様。国防総省のスポークスマンはイラン側の行動を「不注意、向こう見ずで、敵対的な可能性もある」と非難。イラン船は警告を無視して米側の航路に近づき、さらに無線で「爆破してやる」といったメッセージを発した後、最後尾の米艦の針路上の海に白い箱のようなものを投下。5隻は約30分後、北方のイラン領海方向へ去った模様。米司令官は「我々の対応は抑制されていた」としつつ「艦長はそれ(発砲)に近い段階まで来ていたかもしれない」と述べた。イラン海軍や革命防衛隊所属の艦船と同じ海域を航行することは多いが、今回の事件には「これまでにない深刻さがみられる」と懸念を表明。また、7日夜、同軍の戦闘攻撃機スーパーホーネット2機がペルシャ湾で墜落。 1人乗りのF/A-18E型機と、2人乗りのF/A-18F型機。乗員計3人は脱出し全員無事。 墜落の原因は不明。攻撃を受けた形跡はない模様。5日に同軍の艦船とイラン革命防衛隊所属とみられる小型船5隻が敵対した事案とは関係がない模様
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