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インドネシア海軍/シンガポール海峡で油送船ハイジャック海賊団14名逮捕
インドネシア海軍が、2日前にシンガポール海峡 に於いて発生した海賊事案の犯人団を逮捕した模様。すなわち、銃並びにグレネード(Grenades)で武装し、パーム原油タンカーをハイジャックしていた海賊14名が、インドネシア海軍によって逮捕されたもの。同ハイジャック事案は、現地時間で 2007年9月22日19:50頃に発生した模様。被害船はインドネシア船籍のタンカー クラトン号(K号)、積荷のパーム油(460星万ドル相当)を運搬し、スマトラ南部パレンバン港を出港、中央ジャワ州チラチャップ港に向けて回航中であったという。K号は、上記日時頃、武装した複数の海賊団の襲撃を受けハイジャックされたもの。賊はK号を制圧・掌握後、船長に対しマレーシア方面に向かうよう命令した。一方、K号船長から、海賊団に襲撃された旨の通報を受けていたパイロットステーションは、K号の運航会社に連絡を取った。同運航会社から連絡を受けた、在クアラルンプールの民間専門機関の附属施設であるPRC (IMB・国際商工会議所 国際海事局 海賊情報センター Piracy Reporting Centre)は、直ちに関係当局に該船の捜索を依頼すると共に、同事案について最新情報として各方面に周知したもの。インドネシア海軍当局者によると、該船からの緊急通信を受信した同海軍は直ちに現場海域付近に艦艇6隻を派遣し捜索を開始、同24日リアウ諸島とシンガポールの間の海域でラトゥ号(Ratu)と船名を書き替えられていた該船を発見、捕捉、制圧し14名の賊を逮捕したという。
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