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イエメン政府報告/アルカイダのメンバーを含む23人の脱走事件
脱走用のトンネルは首都サヌア市内にある刑務所施設の独房の地下3メートルの深さに掘られ、付近のモスクの女性トイレまで44メートルも伸びていた。また、掘った土は各脱走者が泥にして独房に隠し、中には天井の高さまで土が積み上げられていた独房もあったが、刑務所職員に発見されなかったことから、同刑務所職員の監視のずさんさが露呈。さらに、この脱出方法は、映画さながらのものであるが、昨年イラク国内キャンプ・ブッカで、米軍に拘束されていたイラク人が脱走した事件にヒントを得たとみられ、イラク滞在経験を持つ収容者やインターネットなどを見た面会者が、脱走者らに情報を提供した可能性を指摘。 脱走者のうち3人は先週出頭したが、身元は公表されていない。脱走者の中には、米駆逐艦コール爆破テロ事件の主犯格ジャマル・アフメド・バダウィ死刑囚や、イエメンでテロ支援の罪に問われている米国籍のジャベル・エルバネ容疑者が含まれている。24日に発生した、サウジアラビア東部のアブカイクの石油施設襲撃事件において、国際テロ組織アルカイダ系の「アラビア半島のアルカイダ」と名乗る武装集団が犯行声明を出していることなどから、イスラム原理主義「アルカイダ系組織」のテロ活動に十分な警戒が必要である。
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