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独のBlumenthal社が運航するリベリア籍のばら積み船が豪のケンブラ港の石炭ターミナルに3月25日入港した際に、
乗組員から通報を受けた国際運輸労連(International Transport Worker’s Federation: ITF)は、同船に直ちに乗船して調査を行ったところ、
同船内に十分な食料が積載されておらず、乗組員が1月23日に南アフリカを出港して以来、上陸が許可されていないことを発見し、豪海上安全庁(AMSA)に通報した。
同船は25日に出港する予定だったが、AMSAは出港許可を出さず、翌26日に立ち入り検査を行い海事労働条約(Maritime Labor Convention: MLC)違反で拘束した。
同船の独の船主であるBlunmenthal社が運航する船舶について、直ちに立ち入り検査を行い、乗組員に対する人権侵害が認定されれば直ちに拘束するよう緊急警告を全世界に流すようにITFはAMSAに対して要請を行った。同船の乗組員は17人いたが、一人当たりの一日の食費はわずか7ドルしか支給されていなかった模様
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