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3月26日から4月1日の間にReCAAP ISCに報告された海賊・武装強盗事件は、アジア域内の事件が2件、アジア域外の事件が2件である。
①3月26日午後8時30分頃、フィリピンのバタンガスA錨地に錨泊中の製品タンカーに錨鎖を伝って賊が侵入した。当直者が賊を発見し、製品タンカーが警報を作動させたところ賊は逃走した。
製品タンカー側に負傷者はないが、号鐘が盗まれていた。
②2月25日午後6時6分頃、インドネシアのTaboneo錨地に錨泊中のばら積み船で巡回中の当直者が錨鎖を伝って侵入しようとする2名の賊を発見し、警報を作動させた。
賊は小舟で逃走したため、ばら積み船側に人身・金品の被害はない。
③3月24日午後11時35分頃、ナイジェリアのラゴス保安錨地に錨泊中の製品タンカーで、船内に2名の賊が潜んでいるのを当直者が発見した。
通報を受けたナイジェリア海軍によって賊は逮捕されたが、逮捕の際銃撃が発生している。製品タンカー側に負傷者はないが、積荷約20メトリックトンが盗まれていた。
④3月30日午前4時10分頃、ナイジェリアのラゴスのSTS海域で錨泊してSTS作業中の製品タンカーに2名の賊が侵入しているのを当直者が発見した。
賊は小舟で逃走し、製品タンカー側に人身・金品の被害はない。
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