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2012年05月15日 お知らせ

EU海軍発表/安保理決議受け、ソマリア沿岸の海賊拠点を空爆

EU海軍発表/安保理決議受け、ソマリア沿岸の海賊拠点を空爆
EU-NAVFOR(欧州連合海軍)が、15日、ソマリア沿岸の海賊拠点を空爆したことを明らかにした。同声明によると、空爆は国連安保理決議に基づくもので、ソマリア暫定政府による支持も取り付けているという。作戦行動に伴う監視活動によると、陸上でソマリア人の負傷者は出ていない。作戦指揮官のダンカン・ポッツ少将は「今回の作戦によってソマリア海賊が商船を襲撃しようというもくろみがくじかれ、彼らに対してより強い圧力がかかっていくことを確信している」と話している。EU-NAVFORは今回の作戦の根拠として、2012年3月のEU議会による承認、作戦対象地域の当事国であるソマリア暫定政府の了承のほか、国連安保理第1851号決議を挙げている。同決議は海賊対処に取り組む各国は、海賊行為の計画・実行などを阻止するための「あらゆる手段」をソマリア領内で取ることができるとしている。

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