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IMO/民間武装警備で暫定ガイダンス
国際海事機関(IMO)の第90回海上安全委員会が、海賊出没海域での商船向け乗船警備サービスを提供する民間警備会社(PMSC)や警備員についての暫定ガイダンスを策定し、閉会した。同ガイダンスはPMSCに対し、関係国や国際規格により確立が見込まれる事業者としての認定を取得することなどを勧告しているほか、乗船警備サービスを提供するのに際して法的要件に準拠した手順を船主側に提示することなどを求めている。また、警備員が使用する銃火器について、船内への持ち込み時から持ち出し時までの管理体制、威嚇射撃など武器使用時の管理体制についても言及している。16-25日にロンドンのIMO本部で行われた同会合では、16日のハイレベル会合などを通じ、これまで正面からの扱いを避けてきたPMSCについて一定の結論を得た。今回策定のガイダンスを基に、武装警備員の乗船した船が通過する沿岸国、寄港国いずれにも該当しなかった日本でも新たな積極的対応が求められる可能性がある。
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