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IMB発表/第3四半期の海賊報告書
国際商工会議所(ICC)の国際海事局(IMB)が本年第3四半期の海賊報告書を発表したところその概要は以下のとおり。2017年初めから9月末までに海賊・武装強盗事件は合計で121件発生し前年同期比で減少。具体的には、9ヶ月間で92隻の船舶が海賊によって乗船され、13隻が銃撃を受け、そのほかに11件の未遂事件があり、5隻が乗っ取られた。犯罪の被害状況別でみると、80人の船員が襲撃時に人質となり、うち49人が誘拐された。襲撃時等に負傷した船員が3人、死亡した船員が2人となっている。第3四半期においては、ソマリア沖では新たな事故は発生しなかったが、ナイジェリア沖のギニア湾は依然として危険で、また新たな危険海域としては、ヴェネズエラ沖での攻撃が対前年比急増している。
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