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USCG/ABS米国沿岸航行・寄港時の要求事項を紹介
米国沿岸警備隊(USCG)とABSが、都内で米国沿岸水域の航行に関する合同セミナーを開催。商船の米国沿岸への航行や寄港におけるUSCGによる検査について日本船主や造船所などから問題点や疑問点がABSに寄せられたことから、これに応えるための場で、PSC(ポート・ステート・コントロール)の傾向、米国の規則や環境保全に関する要求事項などを説明。ABSのユージン・ロー氏、カート・ラーセン氏はIMO(国際海事機関)の安全(ISMコード)、保安(ISPSコード)、環境規制(MARPOL附属書Ⅰ)の最新動向と最近のPSCの指摘事項、PSCでの航行停止を防止するためのABSの支援、航行停止処分時の対応などを紹介。PSCの傾向として、ISMに注目して行われているほか、航行停止処分の要因としてISMに関連する欠陥、メンテナンスの状況、高齢船(船齢15年以上)であることを挙げた。USCGののジェラルド・スワンソン氏、ユーリ・グレーブス氏、セント・ジャーメイン氏はISPSコードに対応した米国の港湾保安プログラム、PSCの動向、交通運輸労働者身分証明書(TWIC)プログラムなどを説明。PSCでターゲットを決める際に、セキュリティの面では船舶管理体制(船主、オペレーター、用船者)、旗国、RSO、ISPS対応歴、前寄港地、安全や環境保全の面では船舶管理体制(同)、旗国、RO、PSC対応歴、船種を踏まえてスコア付けをしているとした。
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