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国連発表/事務総長、海賊問題「受け入れ難い状況」
国際海事機関(IMO)の発表によると、国連の潘基文(バンキムン)事務総長は2月3日、英国・ロンドンのIMO本部を訪れ、IMOが2011年を海賊問題の解決に集中的に取り組むとの方針を受け、「保険料は上昇しており、国際貿易に対する明確な脅威が表れている。 (海賊問題は)全く受け入れ難い状況になっている」と述べ、IMOの対応を支持する考えを示した。世界の海運産業からは海賊問題の早期解決に向けた国連による率先した対応が望まれているが、新たな具体的構想について触れる発言はなかった模様。IMOとの意見交換の中で潘事務総長は「海賊犯に対する起訴が確実になるにはソマリアの警察や海上保安機関を整備することに注力する必要がある」としてソマリア国内の治安維持体制構築の重要性を強調。「ソマリア暫定政府のモハメド・アブドゥラヒ新首相は自治機能や治安の向上に焦点を当てた計画がソマリアの安定をもたらす可能性がある」との見通しを表明
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