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海保庁発表/北太平洋6ヶ国海上保安機関長官級会議、海上テロを想定し机上訓練計画議論
北太平洋の海上治安確保のための6ヶ国長官級会議である第9回北太平洋海上保安サミットが11日まで米国で開催され、協力に関する覚書(MOC)を締結したほか、テロ対策や海上犯罪対策など各分野での連携強化について確認。海上保安庁から長官が出席。協力に関する覚書では、従来、各国間で行われてきた協力のあり方を文書化し、北太平洋海上保安フォーラムの枠組み、目的、協力分野、各国が共有する情報の取り扱いなどを規定。また、北太平洋海上保安フォーラムが北太平洋地域の海上における治安・秩序の安定に果たしている役割を評価し、連携・協力関係を促進するため新たな6ヶ国の共同宣言「サンフランシスコ宣言」を採択。日本のリードで海上テロの発生を想定した机上訓練の実施計画を議論したほか、密輸・密航などの海上犯罪に関する訓練の実施など、各分野の連携が着実に進展していることが確認された。同サミットは北太平洋の海上の秩序維持を目的として、日本、カナダ、中国、韓国、ロシア、米国の海上保安機関のトップが一堂に会し、法執行機関としての具体的な連携・協力の方策について話し合うもの。2000年から毎年開催されている。次回の開催国は韓国
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