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2004年12月07日 お知らせ

南米発米国向けコンテナ貨物、海事保安コードでトラブル

南米発米国向けコンテナ貨物、海事保安コードでトラブル
海事保安コード(ISPS)施行で南米発米国向けコンテナ貨物がトラブルに巻き込まれた。TTクラブeメールニュースレターによると、米国ニューアークに向かっていたが、ベネズエラ・ラグアイラ港で積載の柑橘貨物入りコンテナ5本に生物有害物資が盛られているとの密告に対し、米沿岸警備隊(USCG)が確証のないままで本船を1週間保留。沿岸警備隊の専門チームが徹底的な捜査を実施したものの、有害物資は見つからず。本船は最終的に監視の中で接岸が許されたが、コンテナは税関VACIS(車両・貨物検査システム)にかけられ、二酸化塩素による薫蒸が施されて貨物内のレモンは焼却炉で破棄。沿岸警備隊は当初冷凍コンテナ自体を破壊することを考えたが、譲歩し再使用を認めた。関係組織の負担になった費用総額は不明だが、かなりの高額だとみられる。通報は悪質なデマであった模様。

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