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2015年09月17日 お知らせ

国交省発表/PSカード使用率96%。全国平均。導入推進し保安強化

国交省発表/PSカード使用率96%。全国平均。導入推進し保安強化
国土交通省によると、PS(ポートセキュリティー)カードを利用した出入管理情報システムを導入している港湾ターミナルで、トラックドライバーのカード使用率が全国平均で約96%に上ることが分かった。同省は今後も導入ターミナルを増やす方針で、国内港湾の保安強化を推し進めていく。出入管理情報システムはカードリーダーでPSカードを読み取り、制限区域への人の出入りを確実かつ円滑に管理する。同カードは出入管理情報システムを利用するための全国共通の写真付きICカードで、国が発行。高度な偽造防止対策が施されている。国はトラックドライバーなどにPSカードを発行するとともに、主要港のコンテナターミナルにカードリーダー、リーダー管理用パソコンなどを設置。現在、11港湾(東京、横浜、川崎、清水、名古屋、四日市、大阪、神戸、下関、北九州、博多)の計54ターミナルが参画している。国交省は、2014年7月から3点確認(本人・所属・立ち入り目的の確認)が義務化されたのを受け、出入管理情報システムの導入を推進、2015年1月からは料金徴収を含め本格運用がスタートした。試行期間中は、重要国際埠頭施設の管理者が負担する出入管理情報システムの使用料とPSカードの使用料が暫定的に無料だった。その結果、3月時点でのトラックドライバーの使用率は約96%を記録。システムを導入していないターミナルでは、スタッフカードの発行対象基準があいまい▽失効管理が不十分▽失効リストとの照合が未実施-といった事態や、警備員による確認が不十分であったりする。コンテナをある程度取り扱うターミナルは、3点確認の確実な実施と円滑な物流の両立にシステム導入が効果的なため、国は対象ターミナルを拡大する考え。さらに立ち入り検査を強化する方針で、欠点が大きい場合は法律に基づく勧告や命令を視野に入れている。

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