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2007年02月09日 お知らせ

日アセアン交通大臣会合においてセキュリティ広域連携強化で大臣宣言採択

日アセアン交通大臣会合においてセキュリティ広域連携強化で大臣宣言採択
第4回日アセアン交通大臣会合で、セキュリティ対策に関する広域連携強化に向けて日アセアン交通大臣共通の政治的メッセージを発信することを目的に、「日アセアン交通セキュリティ大臣宣言」を採択。既存の交通連携のための21プロジェクトの着実な進展が確認されたほか、今後1年間の行動計画を承認。交通セキュリティ大臣宣言では、社会基盤である交通モードが社会と経済で役割を果たせるよう、交通に対するテロを防止するための実行可能な措置を講じる決意を表明。交通セキュリティの脅威への対策に十分取り組んでいない国を支援するため、テロ対応能力の向上に注意を払う。また、セキュリティ対策がリスク評価に基づいて合法的な人流と物流の促進と両立することを確認。船舶と港湾施設の保安に関する国際規則の実施を含んだ海事セキュリティ確保のための協力を促進。また、航空セキュリティ確保のための協力促進、陸上交通セキュリティ強化に必要な情報共通の奨励も盛り込んだ。21プロジェクトのうち、海事セキュリティプログラム、次世代航空保安システムプロジェクトの成果として策定された「日アセアン港湾保安向上行動計画」「日アセアン次世代航空保安システム整備勧告」が承認された。港湾保安向上行動計画は各国でPDCAサイクルを確立して、定期的な監査や演習を通じて持続的な港湾保安対策を実施することを目的とする。アセアン地域の着実な港湾保安対策を支援するため、日本とアセアン各国が各自作成する個別行動計画と地域全体が共同で行動するための共同行動計画で構成される。前者は達成状況、課題、将来の行動、必要な支援を一覧にしたもので、後者は港湾保安向上の訓練、セミナーやワークショップの開催、港湾保安対策に関するガイドライン作成、情報伝達訓練などを実施。改正SOLAS条約発効後5年が経過する2009年を計画の目標年次とする。次回第5回日アセアン交通大臣会合は2007年にシンガポールで開催される予定

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